近年、電磁波を利用した、商品が身近に多く出回っています。携帯電話・電子レンジもその一つで使用の周波数範囲は極低周波の300MHz〜3GHzを、又超低周波の3KHz〜30KHzで使用されている商品が電磁調理器です。 此処に紹介致します、弊社の低周波誘導加熱装置は、極低周波0.2KHz〜1KHzの周波数範囲を使用した商品で磁気誘導と渦電流(電子の衝突)の相乗作用により、低容量で素材の深部より加熱する事が出来る装置です。 被加熱物は、鉄・鋼・銅・真鍮・鋳物・アルミ・ステンレス等々、全ての金属に対応出来ます。 この深部から加熱する特性を利用した加熱方法は、焼嵌・焼鈍には極めて有効で、輻射熱を利用して被加熱物を外部から加熱する電気炉・ガス炉に比べ加熱時間が短く、消費電力も少なく、経済的にも大きなメリットが有ります。装置もコンパクトに収まりフロアースペースも有効に利用出来ます。 尚、極低周波誘導加熱による加熱温度は最高が760℃止まりで、焼入れには使用できません。
近年電磁、永磁機器による機械工業の省力化・近代化に著しいものがあります。 これに伴いマグネットチャッキング使用後の残留磁気の問題が各分野に渡って生 じてまいりました。材質によって多少の異なりはありますが、残った磁気の影響は 、製品、寿命、品質に大きな障害となり、信用に極めて重大な影響を及ぼします。 此処に紹介する弊社の脱磁機器は、これらの問題を解決する商品です。弊社の 特に特筆すべきは、減衰式脱磁機は置いたままで高性能を誇り、ベアリング鋼、 高炭素鋼の脱磁に威力を発揮しており、御客様各位に御好評を博して居ります。 其の他、流れ作業に伴うコンベーア式トンネル脱磁装置、コアー式脱磁装置、 対面式脱磁装置等、磁気抜きの事は全て専門的に取り扱って居ります。 磁気抜きにお困りの方、難しいと考えられる前に是非御相談下さい。